1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 存在感増す医学部専門予備校、学費740万円も- 2018年度医学部入試動向◆Vol.2

存在感増す医学部専門予備校、学費740万円も- 2018年度医学部入試動向◆Vol.2

インタビュー 2017年12月15日 (金)  聞き手・まとめ:高橋直純(m3.com編集部)

2018年度医学部入試動向 医学部人気に微妙な変化、日医大も学費大幅値下げ◆Vol.1存在感増す医学部専門予備校、学費740万円も◆Vol.2 ――東大入試で「面接」が復活することも話題になりました。 2018年度から東京大学でも11年ぶりに面接試験が再開されます。82医学部の中で面接試験がないのは九州大学だけになります。注目すべきは東大をはじめ国立大学でも22大学で「面接の評価が著しく低い場合は不合格になる」と受験要項に明記されている点です。それほど医師にふさわしくない学生が問題になっているのでしょうか。 ――医学部に入学するのは私立中高一貫校の卒業生ばかりという指摘があります。 中村亮編集長 「医学部進学大百科2018」では、2017年度の全国の高校における国公立医学部現役合格率ランキングで、卒業生に占める医学部合格者の割合を202校まで算出してみました。 1位の灘(兵庫県)では52人が現役合格で、実に卒業生の23.6%という驚異的な数値です。2位は久留米大付属(福岡)の19.4%(37人)、3位は愛光(愛媛)の16.0%(37人)、4位は北嶺(北海道)の15.6%(19人)、5位...