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セカンドオピニオンの問題点「自費治療の認識」の欠如◆Vol.15

スペシャル企画 2018年1月20日 (土)  高橋直純(m3.com編集部)

Q セカンドオピニオンを提供する立場として、以下のように感じることはありますか? 最近1年でのセカンドオピニオン提供経験のある医師226人に、セカンドオピニオンを提供する際に感じる問題点を4段階で尋ねた。最も問題意識を持たれていたのは、「自費診療であることなど、基本的な知識を患者が持っていない」点で、22.1%が「頻繁に感じる」と回答した。 「患者が自分に都合のいい話ばかり引き出そうとする」でも、9.7%が「頻繁に感じる」と回答した。 ◆紹介元からの情報が不正確、もしくは不足していることが多い ◆紹介元が行うべき診療をしていないまま紹介してくることが多い ◆自費診療であることなど、基本的な知識を患者が持っていないことが多い ◆ただ主治医の不満や愚痴を聞かされるだけのことが多い ◆患者が自分に都合のいい話ばかり引き出そうとする 【調査の概要】 ・調査期間:2017年8月 ・回答数:m3.com医師会員(n=487)、患者(n=1029) ※患者側調査は、エムスリーが提供している、患者から医師へのQ&Aサイト「AskDoctors」の会員に対して実施した。 回答者のプロフィールは第1回...