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三師会が緊急要望「前回改定以上で」

レポート 2017年12月12日 (火)  水谷悠(m3.com編集部)

日本医師会の横倉義武会長、日本歯科医師会の堀憲郎会長、日本薬剤師会の山本信夫会長が12月12日、自民党本部を訪れ、2018年度診療報酬改定で「前回の2016年度改定(本体プラス0.49%)を上回るプラス改定とすることを要望する」との連名の要望書を二階俊博幹事長と岸田文雄政調会長に提出した。横倉氏によると、二階、岸田両氏からはそれぞれ、「かなえられるように党として頑張る」旨の返答があった。三師会の会長が揃って自民党本部に要望に赴くのは初めてといい、横倉氏は「それぞれの願いがかなうよう、意思疎通をして頑張っていきたい」と話した。 横倉氏によると、岸田氏からは「医療・介護で300万人を超す人たちが生活している。その人件費を賄えるように」との趣旨の話、二階氏からは「地域の医療を守ることの重要性」についての話があった。 要望書の内容は次の通り。 2018年度予算編成において、医療従事者の手当などのために適切な財源を確保し、2018年度診療報酬改定は前回の2016年度改定(本体プラス0.49%)を上回るプラス改定とすることを要望する。 要望書提出後に取材に応じる、左から堀憲郎氏、横倉義武氏、山本信...