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198人、専攻医1次登録で研修先決まらず

レポート 2017年12月16日 (土)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本専門医機構は12月16日、2018年度開始予定の新専門医制度の専攻医1次登録領域別採用状況を公表、採用者数は7791人で、11月15日に締め切った1次募集の7989人から198人減少したことが明らかになった(1次登録については、『新専門医制度、1次登録は7989人、卒後2年目医師の約9割』を参照)。12月16日から2次登録が開始する(資料は、同機構のホームページ)。 新専門医制度では、専攻医の都市部への集中を避けるため、5都府県(東京、神奈川、愛知、大阪、福岡)の14の基本領域(外科、産婦人科、病理、臨床検査、総合診療を除く領域)については、過去5年間の専攻医の平均採用実績を超えないよう調整される。 11月15日の時点で公表された1次登録者数は、内科2554人、総合診療は158人。今回公表された採用者数は、内科は2527人(1次登録から27人減)、総合診療は157人(同1人減)。その他、眼科、小児科、精神科、皮膚科、泌尿器科では、1 次登録から採用者数が2桁以上減少したもようだ。 採用者数の基本領域別割合を見ると、最も多いのが内科で、全体の32.4%を占める。「2014年医師・歯科...