医療界のキーパーソン、安倍首相5年連続1位◆Vol.2

第2回は、2017年のキーパーソン。m3.com編集部が選んだ39人の中から、最大3人を選んでいただいた。 1位は内閣総理大臣の安倍晋三氏。2012年12月に首相に返り咲き、この年は2位。2013年からは5年連続で医療者を抑えて1位の座を保っている。この間、国政選挙で5連勝（『医師候補41人中12人当選、厚労政務三役も』を参照）。安定政権を築いた安倍首相の下、医療費抑制、診療報酬改定や薬価制度の抜本改革などの議論が官邸主導で行われる傾向が年々強まっている。 2位は京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥氏。ノーベル医学生理学賞を受賞した2012年に1位となり、翌年からは4年連続で2位につける。「再生医療用iPS細胞ストックプロジェクト」を推進し、3月には、このプロジェクトで作成したiPS細胞を使って神戸市立医療センター中央市民病院で、網膜を難病患者に移植する手術が実施された。 3位は日本医師会会長の横倉義武氏で、2012年に日医会長に就任以降、5年連続で3位をキープしている。2017年10月には世界医師会会長に就任（『横倉日医会長、世界医師会長に、米シカゴで就任式』を参照）。2018年度...