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どうせ夏が終わったら帰るんだから【連載小説「朔風」第123回】

火曜日、金曜日に更新

2018年1月2日 久間十義(小説家)


[あらすじ・登場人物はこちら][連載第1回はこちら]実際、三人がこうやって鳩首凝議していたのは4月の下旬だったが、本来だったならとっくに赴任してきていい杉谷医師はいまだに市から辞令が出ずに、宙ぶらりん。健太朗は北斗医大の飯島から、このことに関して矢の催促を受けていた。「いいか、健太朗。富産別市とバトラー病院にはそれぞれ深い事情があるだろうことは、オレにだって分かる」と飯島は言ったのだ。「でもな、杉谷はもうとっくに行く決心をして、きみらの内諾があったんで、うちの医局でもすったもんだあったけれど、教...

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