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「I'm in love with medicine」と言える学生を期待 - 国際医療福祉大学◆Vol.2

スペシャル企画 2018年1月17日 (水)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

――1年生の2学期からは、授業が全て英語とのことです。学生たちはついていけるのでしょうか。 医学部長の北村聖氏(以下、北村) 英語の語学力が乏しい学生が理解できないと困ると心配していましたが、全員が苦労しつつも、必死にやっています。試験も英語です。 医学部医学教育統括センター長の赤津晴子氏(以下、赤津) 100%英語でやる授業と、バイリンガルの授業があります。今日(取材日の2017年11月)も午前中、3コマの授業を英語で行いました。最初の2コマは医療面接・身体診察の授業で、3コマ目が医療プロフェッショナリズム。例えば、神経診察を小グループに分かれて教えたのですが、日本語での診察の練習後、「Please now try it in English!」と言って、日英、両方の言語で診察の練習をしてもらいました。 ――英語の授業は、何年生まで続くのですか。 北村 2年生の終わりまでです。3年生からは日本語です。共用試験、臨床実習、そして医師国家試験などは日本語なので。ただ、USMLE(米国の医師免許試験)も、Step1 (コンピューターによる筆記試験)は、5年次の終わりまでに受験することを全学...