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中医協、厚労相の諮問受け2月に答申へ

レポート 2018年1月12日 (金)  水谷悠(m3.com編集部)

中央社会保険医療協議会総会(会長:田辺国昭・東京大学大学院法学政治学研究科教授)は1月12日、2018年度診療報酬改定に向けたこれまでの議論を取りまとめた。同日、加藤勝信厚労相から改定への意見について諮問があり、今後、2月上旬に予定される答申に向けた議論を行う。取りまとめた議論は1月12日から1週間、パブリックコメントにかけ、1月19日には千葉市美浜区の東京ベイ幕張ホールで公聴会を開催する(資料は、厚労省のホームページ)。 2018年1月12日中医協総会 これまでの議論の整理は1月10日の会議でも議題とされ、12日にはこれを踏まえた文言の修正を行った文案を厚労省が提示。連合総合政策局長の平川則男氏が、明細書の無料発行推進について、義務化に向けた方向性を書き込むことを10日に続いて求めたが、厚労省保険局医療課長の迫井正深氏は「議論の整理の文章としてはこうしたい。両側の委員の意見も包含しており、改定に向けてはさらに議論して決断していただきたい」と答弁。再修正は行わず、承認された。...