1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 加藤厚労相「2025年見据え医療体制構築を」

加藤厚労相「2025年見据え医療体制構築を」

レポート 2018年1月15日 (月)  水谷悠(m3.com編集部)

四病院団体協議会の賀詞交歓会が1月12日に東京都内で開かれ、加藤勝信厚生労働大臣が「団塊の世代が75歳以上になる2025年を見据え、多様なニーズに対応することができる医療体制を構築することが求められる」などと祝辞を述べた。課題としては地域医療構想の推進や医師の偏在対策、働き方改革を挙げた。安倍晋三首相は2017年に続き外遊のため欠席した。 加藤勝信厚生労働大臣 日本病院会会長の相澤孝夫氏は「今年は平成30年で、『明治150年』でもある区切りの年。診療報酬・介護報酬同時改定があり、将来に向けて改革の第一歩を踏み出す年とし、正しい方向に確実に一歩を踏み出したい」と挨拶。日本医師会会長の横倉義武氏は世界医師会会長の公務のため欠席し、日医副会長の今村聡氏が「2025年から先の将来をも見据えた体制を構築することが重要だ。医療が一度崩壊したら立て直すのは困難で、医療の崩壊は地域の崩壊につながる」などとするメッセージを代読した。 左から日本病院会会長の相澤孝夫氏、全日本病院協会会長の猪口雄二氏、日本医療法人協会の加納繁照氏、日本精神科病院協会会長の山崎學氏。 このほか、鴨下一郎元環境大臣ら与野党の国...