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先進医療102件、885施設、患者3万2984人

レポート 2018年1月17日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

厚生労働省は、1月17日の中央社会保険医療協議会総会(会長:田辺国昭・東京大学大学院法学政治学研究科教授)に対し、2017年6月30日時点での先進医療の実績について、技術数は先進医療Aが35種類、先進医療Bが67種類、合わせて102種類で、実施医療機関数は増加傾向にあり885施設(前年同期比9施設増)に上ることを報告した。2016年7月1日から2017年6月30日までの患者数は3万2984人で、前年同期よりも8199人増えた。総金額は約277.7億円で、うち先進医療分が約207.2億円、入院料など保険診療分(保険外併用療養費の総額)が約70.6億円(資料は、厚労省のホームページ)。 技術数は、2016年6月30日時点では、100種類だったが、その後の1年間で新規に15種類が承認された一方、保険収載1種類、実施取り下げ8種類、削除4種類で、差し引き2017年6月30日時点では102種類となった。 技術数は近年100種類前後で推移しているが、実施施設、患者数は増加傾向にある。過去5年間の実績を見ると、2013年6月30日時点では604施設、2万665人、2014年6月30日時点では571施...