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「報酬」トップは米国、労働環境、基礎研究も◆Vol.10

スペシャル企画 2018年1月21日 (日)  橋本佳子(m3.com編集長)

日米の医師は、自国および諸外国の医療事情や制度について、どのように見ているのだろうか。医療水準、基礎研究、医療制度、労働環境、報酬という5つのテーマについて、複数の国名を挙げて、1位から3位まで順位を付けてもらった。 日本と米国との比較で大きく差が付いたのは、報酬、労働環境、基礎研究の3テーマ。「1位」とした回答に加え、1位から3位までの合計のいずれも米国が上回った。日本の報酬や労働環境の評価は、ドイツ、イギリスよりも低いという結果だ。米国では医療事故に備えるための損害賠償保険の保険料の高さなども指摘されるものの、手取りの報酬でも差があると見る医師は少なくない。労働環境についても、交代制勤務の徹底やコ・メディカルの手厚さなどが評価が高い理由に挙げられる。基礎研究については、米国以外は、日本、ドイツ、イギリスはほぼ横並び。 Q1.報酬が最も優れていると考える国は? (回答数は、日本n=1582、米国n=1150) Q2.労働環境が最も優れていると考える国は? (回答数は、日本n=1582、米国n=1150) Q3.基礎研究が最も優れていると考える国は? (回答数は、日本n=1582、米国...