2035年、ニーズ高まる科は「総合診療」「内科」◆Vol.1
スペシャル企画
2018年1月21日 (日)
高橋直純(m3.com編集部)
依然として高偏差値の受験生に根強い医学部人気。優秀な人材が集まるという好ましい面がある一方で、医師としての適性に欠ける学生も少なからずいるという指摘も出ている。医師の働き方や医療現場の実態への理解、医療界の将来について、受験生のイメージが必ずしも十分ではないとの認識の下、m3.com編集部と雑誌『プレジデントファミリー』(プレジデント社)編集部はこのほど、医師調査「未来の医師たちへ―医師のリアルと2035年の医療」を実施した(調査は2017年8月に実施)。 医師、医学部を志望する受験生にとって参考となるよう、30-49歳の医師達がどのような環境に置かれ、どのような思いを持って日常診療に当たっているか……。さらに現在の高校生が一線で活躍するであろう2035年頃の医療の在り方について尋ねた。 調査結果の一部は『プレジデントFamily 医学部進学大百科 2018完全保存版』でも公表した(同誌編集長による2018年度入試の動向については『医学部人気に微妙な変化、日医大も学費大幅値下げ - 2018年度医学部入試動向◆Vol.1』を参照)。 Q 2035年に向けて、ニーズが増加していく基本診療...
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