賢明でない選択、「過剰検査」や「過剰投薬」の声多数

「Choosing Wisely」という言葉・取組についてm3.com会員に尋ねたところ、全職種で「言葉を聞いたことがない」が全体で約6割を占めた。一方で、「賢明でない選択」については多くの実例が寄せられた。 「Choosing Wisely」は米国発祥の取り組みで、国内で啓発活動をしているChoosing Wisely Japanは「医療者と患者が、対話を通じて、科学的な裏づけ（エビデンス）があり、患者にとって真に必要で、かつ副作用の少ない医療（検査、治療、処置）の“ 賢明な選択” をめざす、国際的なキャンペーン活動」と説明している。 Q 「Choosing Wisely」を知っている？ 「Choosing Wisely」という概念について、「言葉を聞いたことがない」が全体で約6割を占めた。「概ね概念を理解」は開業医で18.8％だったのに対し、勤務医の方がやや多く24.8％だった。 Q 「Choosing Wisely」という取り組み、賛同する？ 「賛同する」という割合では、「その他」（歯科医師、薬剤師、看護師、その他医療従事者）で60.8％と最も高く、勤務医では47.1％、開業医で...