m3.com トップ>医療維新>スペシャル企画|小説「朔風 ...>新米医師の抱負が見え隠れしていた【連載小説「朔風」第129回】
2018年1月23日 久間十義(小説家)
[あらすじ・登場人物はこちら][連載第1回はこちら]「城戸先生ですか。杉谷です。北斗医大の杉谷雅彦です」「ああ、杉谷先生!」「こんなふうにお電話すると先生のご負担になるのではないかと思いながら、それでもお電話しました。バトラー病院はどうなんでしょう?私の転籍はまだ可能なんでしょうか?」「飯島から聞いていませんか?」「飯島先生からは、すべては富産別の市側と城戸先生との交渉で決まる。それを待て、と言われています」健太朗は頷いた。まさにその通り。市が認めない限り杉谷の赴任はない。大迫院長との約束を反故...
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