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「Cool Japan」から「Warm Japan」へ - 小国士朗・プロジェクト発起人に聞く◆Vol.3

インタビュー 2018年2月18日 (日)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

――プロジェクトの今後はどうお考えですか。法人を立ち上げるとお聞きしました。 社団法人の設立に向けて、今準備を進めています。和田さん(編集部注:株式会社大起エンゼルヘルプ取締役の和田行男氏)が代表理事で、今回のプロジェクトの実行委員会のコアスタッフが理事を務めます。われわれ実行委員会でも、毎年9月の世界アルツハイマー月間などに年1回程度は、「注文をまちがえる料理店」を開くことがあるかもしれません。しかし、皆、ボランティアであり、パワーとコストをかけて実施するのは、そう簡単ではありません。それよりは、いろいろな方、団体と組みながら、その支援をしていきたいと考えています。 「いらっしゃいませ」と笑顔で声かけ、サービスを担当したのは、認知症を抱える高齢者(写真:森嶋夕貴(D-CORD)) 団体によって考え方は違うと思うので、ベースとなるコンセプトに共感してくださる方をサポートしていくというスタンス。フランチャイズ的な展開であり、「てへペろ」のマークが付いたグッズはいつでも貸し出し可能とする予定です。 もちろん、「注文をまちがえる料理店」という名前とグッズを使うに当たっては、コンセプトを理解し...