1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 医師議員「医療提供体制の見直し、待ったなし」◆Vol.3

医師議員「医療提供体制の見直し、待ったなし」◆Vol.3

スペシャル企画 2018年2月9日 (金)  聞き手:橋本佳子(m3.com編集長)、まとめ:高橋直純(m3.com編集部)

医師国会議員:自見氏、吉田氏、岡本氏が鼎談 ・3人の医師国会議員が語る日本の医療の課題と未来◆Vol.1 ・医師の働き方改革、「医師とは何か」の議論を◆Vol.2 ・医師議員「医療提供体制の見直し、待ったなし」◆Vol.3 ――2025年にむけて、医療提供体制の在り方について、議論も進んでいます。 吉田統彦氏(眼科) ソフト・ハードともに見直すべきです。国立、公立、公的病院の役割についても、これからどういう役割を担っていくべきか。私はそもそも民間でできるものは民間ですべきだと考えております。公的病院は政策医療に特化して、赤字になるのはしょうがない、結核医療がその典型です。そういった部分のハードの見直しも必要だと思います。 熱い議論を交わす岡本氏、自見氏、吉田氏(左から) 岡本充功氏(内科) 人口が減る中で、どこでどういうサービスを展開できるかを、国民の皆さんと冷静に議論しないといけない。どこでも全てがありますというのは、残念ながらできないということを説明していくのも政治家の仕事だと思います。国民の皆さんにどういうサービスが提供できるか、医療だけでなくインフラ整備も含めて、冷静に我が国の...