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11医療機関を「中核拠点病院」に選定

レポート 2018年2月14日 (水)  水谷悠(m3.com編集部)

厚生労働省の「がんゲノム医療中核拠点病院等の指定に関する検討会」(座長:中釜斉・国立研究開発法人国立がん研究センター理事長)は2月14日に第1回会合を開き、11病院をがんゲノム医療中核拠点病院に選定した。北から順に北海道大学病院、東北大学病院、国立がん研究センター東病院、慶應義塾大学病院、東京大学医学部附属病院、国立がん研究センター中央病院、名古屋大学医学部附属病院、京都大学医学部附属病院、大阪大学医学部附属病院、岡山大学病院、九州大学病院。厚労省内の手続きを経て、近く厚生労働大臣が指定する。指定期間は2018年4月1日から2年間(資料は、厚労省のホームページ)。 今後、遺伝子パネル検査による医療をがんゲノム医療中核拠点病院と連携して行う「がんゲノム医療連携病院」を、がんゲノム医療中核拠点病院が選んで厚労省に申請する。中核拠点病院と連携病院は必ずしも1対1の関係でなくてもよく、ある連携病院が複数の中核病院と連携したり、中核病院同士で連携したりすることも可能だ。 厚労省は、2017年10月までの「がんゲノム医療中核拠点病院等の指定要件に関するサブワーキンググループ」、「がん診療連携拠点病...