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首相「なるべくしてなった」、横倉・世界医師会長就任祝賀会

レポート 2018年2月17日 (土)  高橋直純(m3.com編集部)

横倉義武・日本医師会会長の世界医師会(WMA)会長就任祝賀会が2月16日に東京都内で開催され、安倍晋三首相や医療関係団体の幹部らが多数参集した。横倉会長は「世界の人々の健康を守るために頑張っていきたい」とあいさつした。 横倉会長は2017年10月、アメリカのシカゴで開催されたWMAシカゴ総会において第68代会長に就任(『横倉日医会長、世界医師会長に、米シカゴで就任式』を参照)。任期は2018年10月まで。日本人では武見太郎元日医会長(1975年就任、第29代WMA会長)、坪井栄孝元日医会長(2000年就任、第52代WMA会長)に続いて、3人目となる。 花束を受け取る横倉会長と信江夫人 横倉会長は「武見先生が就任した1975年の高齢化率8%。経済成長とともに環境汚染に対しての医療界の取り組みに力を入れていた。坪井先生の2000年の高齢化率は17-18%で、介護保険もスタートし、いよいよ高齢化にどう取り組むかという時代だった。私が就任した2017年の高齢化率は27%。ありがたいことに長生きできる社会になった。その時の新たな医療をどのように提供するかを、議論してきた。世界もいずれ長生きの世界...