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インフル治癒証明、半数が感染拡大防止に「意義なし」

レポート 2018年2月19日 (月)  高橋直純(m3.com編集部)

m3.com意識調査でインフルエンザの治癒証明書について尋ねたところ、医師の半数以上で「感染拡大防止の意義はない」と考えている一方で、今シーズンでも開業医の59.0%、勤務医の32.8%が発行を求められたと回答した。インフル診断時に、「治癒証明書に意義はない」と説明する厚生労働省、文部科学省の通知を渡すことで、近隣の学校などから求められなくなったとする事例も寄せられた。 Q インフルエンザの治癒証明書、今シーズン(2017/2018シーズン)で発行を求められたことある? 今シーズン(2017/2018シーズン)では、開業医の59.0%、勤務医の32.8%がインフルエンザの治癒証明書の発行を求められていた。そのうち、実際に発行したのは開業医で52.3%、勤務医で26.1%だった。 Q インフルエンザの治癒証明書、感染拡大防止に意義ある? 感染拡大防止に意義があるかどうかを尋ねたところ、「ない」と答えた割合は勤務医で60.2%、開業医で51.6%だった。 Q インフルエンザの治癒証明書、発行するのは医療現場にとって負担になる? インフルエンザの治癒証明書を発行することが医療現場にとって負担...