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医師とテレビディレクターが医療情報を発信し続ける訳-対談:市川衛・NHKチーフ・ディレクター◆Vol.1

スペシャル企画 2018年2月25日 (日)  まとめ:高橋直純(m3.com編集部)

メディアでも活躍する11年目の外科医、中山祐次郎氏(福島県郡山市の総合南東北病院外科)が医療界内外の「憧れの人」に会いに行く対談企画「一介の外科医、憧れの人に会いに行く」。第4弾はNHKのディレクターとして医療・健康番組を制作している市川衛氏。テレビのみならず、ウェブ媒体やイベント、勉強会の主催など、メディアを横断した活躍をされています。とかく医療者からは批判されがちなテレビの健康番組ですが、一般市民、患者への情報伝達ツールとしては今なお強力です。よりよい医療情報の発信のためには何が必要かを熱く議論していただきました。(2018年2月18日に対談。全4回の連載)。 中山祐次郎氏 今回はNHKで医療・健康番組を作っている市川衛さんに来ていただきました。市川さんと知り合ったのは、もともと私が“ネットナンパ”をしたことから始まります。市川さんは私と同様、「Yahoo!ニュース個人」(ヤフーが運営する専門家記事)というところで医療や健康記事を精力的に書いていらして、私は以前から注目していたのです。ある時、Facebookで連絡を取らせていただいてから、親しくさせていただいております。そして現在...