1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 日本医大病院など都内8病院、電カル連携開始へ

日本医大病院など都内8病院、電カル連携開始へ

レポート 2018年3月5日 (月)  大西裕康(m3.com編集部)

日本医科大学付属病院など東京都内の8病院は、4月中旬にも電子カルテ情報の連携・共有を始める。電子カルテシステムについては、富士通とNECの2社が提供するシステムを横断できるのが特徴。既に診療所が利用する2社以外の電カルシステムとも連携する方向で検討を進めている。病院の電カルシステムについては、2社の国内シェアが大きいとみられるため、今後は全国的な広がりにつながるかについても注目だ。 東京都医師会理事の目々澤肇氏が3月2日、都医の定例記者会見で明らかにした。実用化が始めるシステムは、都医などが中心となって準備を進めてきた「東京総合医療ネットワーク(NW)」(『「東京総合医療ネットワーク」、2017年度中にモデル事業』を参照)。参加する病院は、電カルシステムのサーバーを設置している▽日本医大付属病院(文京区)▽河北総合病院(杉並区)▽平成立石病院(葛飾区)▽等潤病院(足立区)▽花と森の東京病院(北区)▽南町田病院(町田市)▽南多摩病院(八王子市)▽永生病院(八王子市)―の8病院。目々澤氏は会見後、記者団の取材に「同8病院のサーバーを利用して同じ電子カルテシステムを利用している関連施設も対象...