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大学病院勤務医4573人調査の結果公表!◆Vol.2

レポート 2018年3月7日 (水)  大西裕康(m3.com編集部)

全国医学部長病院長会議が3月5日に公表した「大学病院勤務医のキャリアデベロップメントに関する意識と実態調査」の結果によると、女性医師は子供のいない割合が高い状況や、子供が増えるにつれて女性医師の勤務者数が男性医師に比べて顕著に少ない状況などがあらためて分かった。またQOLについて、過去の調査結果と比較した結果、大学病院勤務医の平均が「一般健常者」や「がん患者」の平均よりも低かった。QOLについては「余暇を楽しむ」や「満足な睡眠」など4項目が男女ともに低い状況が分かった(全体の傾向などは、(『大学病院勤務医4573人調査の結果公表!◆Vol.1』を参照)。 子供の有無については、男性医師が「子どもあり」72.3%(「子どもなし」26.5%)と大勢を占めたのに対し、女性医師では「子どもなし」が59.6%(「子どもあり)39.2%)と過半数を上回った。 子供の数による医師の割合は、男性医師では「2人」(31.6%)、「なし」(26.5%)、「1人」(21.6%)、「3人」(16.4%)、「4人以上」(2.7%)の順。女性医師は「なし」(59.6%)、「1人」(18.9%)、「2人」(15.3...