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医師・医療界に特有のセクハラ「ある」女性医師61%◆Vol.1

医師調査 2018年3月25日 (日)  長倉克枝(m3.com編集部)

米ハリウッドの大物プロデューサーによる性暴力被害の訴えをきっかけに、セクシャルハラスメント(セクハラ)告発の動き「Me Too」が欧米で広まった。職場におけるセクハラ防止などの対策は、男女雇用機会均等法で事業主に義務付けられている。ただ、セクハラは男女ともに行為者にも被害者にもなり得るが、具体的にどうしたケースがセクハラに相当するのか、行為者自身にも判断が付きにくい難しさもある。 こうしたセクハラ問題について、今後の対応に役立てるため、職場の対策の現状や自身または周囲の人たちの被害の実態についてm3.com医師会員を対象に調査したところ、女性医師の6割以上が職場でセクハラの被害を受けたと感じた経験があることや、年代や性別によるセクハラに対する認識の違いが浮かび上がった。 調査は2018年2月14日~3月13日にかけて、m3.com医師会員を対象に実施。男性250人(うち35歳以上200人、35歳未満50人)、女性207人(うち35歳以上112人、35歳未満95人)から回答を得た。 Q.セクシャルハラスメントに当たると思うものを選択してください。(複数選択) セクシャルハラスメントだと感...