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横倉日医会長、4選出馬を表明、代議員会

レポート 2018年3月25日 (日)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本医師会会長の横倉義武氏は、3月25日の第141回日医臨時代議員会の冒頭のあいさつで、「代議員、会員の皆様の支援をいただければ、来期も会務を担い続けていきたいという思いを強くしている」と述べ、4期目の日医会長を目指す方針を表明した。日医会長の任期は1期2年。この6月には任期満了に伴う会長選挙が実施される。横倉会長は、2010年4月に日医副会長に就任、2012年4月の選挙で会長に当選、現在は3期目。2017年10月からは世界医師会会長を務めている。 4選を目指す場合、副会長以下、執行部体制が注目されるが、記者らの質問に、横倉会長は、「あと約2カ月考える」との回答にとどまった。 横倉会長はあいさつで、地域包括ケアシステムの確立をはじめ、超高齢社会における諸課題を挙げ、その中でかかりつけ医が果たす重要性を繰り返し強調。「今後も国民皆保険制度と、かかりつけ医を中心とする医療提供体制が一体となった、わが国の保健医療システムをより高次なものとしていかなければいけない。その成果として、医療は社会的共通資本であることを、世界医師会会長たる私の職責として、世界中に発信していく」。 横倉会長はこう述べ、...