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勤務医会費減額「慎重に検討する」、温泉川常任理事

レポート 2018年3月29日 (木)  高橋直純(m3.com編集部)

日本医師会常任理事の温泉川梅代氏は3月25日の第141回日医臨時代議員会で、勤務医会員拡大のために会費を減額することについて、「日医の活動は会費収入で賄っており、多面的かつ慎重に検討したい」と答えた。 岐阜県代議員の池田久基氏は「勤務医会員拡大のため会費減額を検討しているか」「異動時における手続きの簡素化を含む、会員情報システム再構築の進捗状況を教えてほしい」と質問。温泉川常任理事は、日医の活動は会費収入で賄っており、勤務医の会費本体を下げると事業運営に影響を与えると説明。日医の社会的役割の高まりとともに事業拡大している中で、「どこまでの収入減少を許容できるか。さらなる入会に向けて会費引き下げの必要性については、多面的かつ慎重に検討したい」と答えた。 会員情報システムについては、「会員情報システムを用いて、入退会手続きに伴うタイムラグを解消し、三層構造を感じさせないようにすることを目指して、再構築に着手している。これまでに照会機能や仮登録機能、各都道府県の会員管理システムと接続するための機能の開発を終えており、現在は日医保有の会員情報の整理をしている段階。これが終われば、各医師会から電...