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総合診療、「他に検討した基本領域」では第2位◆Vol.5

医師調査 2018年4月21日 (土)  橋本佳子(m3.com編集長)

新専門医制度では、19の基本領域のいずれか一つに専攻を決め、登録する。どの基本領域のプログラムに登録したかを聞いたところ、最多は内科で36.1%。以下、精神科7.7%、麻酔科7.3%、外科6.9%などと続いた。なお、日本専門医機構のまとめでは、2018年4月の新専門医制度一期生の専攻は、多い順から、内科、外科、小児科、整形外科、麻酔科、産婦人科、精神科など。 「他に検討した基本領域」については、44.9%が「ない」と回答。一方、「ある」と回答した医師の回答を見ると、内科に次いで多かったのは総合診療。しかし、実際に総合診療に決定した医師数はその5分の1にとどまる。総合診療専門医は、基本領域では高齢社会を見据え、ニーズが高まると予想されるものの、19番目の基本領域として新たに加わったことから、サブスペシャルティとの関係などが不透明なことから、総合診療か内科で迷い、結局は内科を選択した医師も少なくないと見られる。 Q1.決定した専攻と検討した専攻(19の基本領域)(n=274、新専門医制度で研修を受けると回答した276人のうち、無回答の2人を除く) 「基本領域の最終的な決定に影響した要素」を...