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新薬15成分22品目、薬価基準を承認

レポート 2018年4月11日 (水)  水谷悠(m3.com編集部)

中央社会保険医療協議会総会(会長・田辺国昭・東京大学大学院法学政治学研究科教授)は4月11日、新薬15成分、22品目の薬価を了承した。薬価収載は4月18日の予定。内訳は内用薬7成分12品目、注射薬7成分8品目、外用薬1成分2品目(資料は、厚労省のホームページ)。 テセントリク点滴静注1200mg(一般名アテゾリズマブ)とデュピクセント皮下注300mgシリンジ(一般名デュピルマブ)には保険医療上の取り扱いを示す最適使用推進ガイドラインが策定されたが、委員から内容が分かりにくい部分があるなどの不備が指摘され、修正をした上で、留意事項通知が薬価収載に先立つ4月17日に発出される予定。 アトーゼット配合錠LD、アトーゼット配合錠HD(一般名エゼチミブ/アトルバスタチンカルシウム水和物)は、効能・効果に高コレステロール血症、家族性コレステロール血症を含み、エゼチミブとアトルバスタチンカルシウム水和物の併用療法が、既収載品によって実質的に1年以上の臨床使用経験があるとして、新薬に適用される14日ルールの処方日数制限を設けない例外とすることが承認された。 健康保険組合連合会理事の幸野庄司氏は、有用性...