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医療データ「今後活用」勤務医44.4%、AI開発や評価に

レポート 2018年5月26日 (土)  長倉克枝(m3.com編集部)

患者の治療歴や検査データなどの医療データを匿名化して研究に活用することが可能になる「次世代医療基盤法」が5月から施行され、国が認定した民間事業者が医療データを匿名化することで、医療データを研究に活用できるようになる。こうした医療データの利用についてm3.com医師会員に質問したところ「今後研究で活用する予定」「今後研究で活用したいと思っている」を合わせて、勤務医の44.4%、開業医の22.3%で活用する意向があることが分かった。 Q1 研究目的で、患者の治療歴や検査データなどの医療データを大量に集めた上で匿名化して活用したいですか? 「今後研究で活用する予定」「今後研究で活用したいと思っている」を合わせると半数近くの勤務医が今後の活用意向があることが分かった。 Q2 大量の医療データ活用は、どのような研究に向いていると思いますか?(複数選択) 開業医、勤務医ともに「AI(人工知能)を活用した診断支援ソフトの開発」「異なる医療機関や領域の情報を統合した治療成績の評価」との回答が多かった。 Q3 匿名化した上での大量の医療データの研究目的で利活用することについてどう思いますか? 勤務医60...