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「整骨院」はいいのか?柔整、あはきの広告規制の検討会開始

レポート 2018年5月11日 (金)  高橋直純(m3.com編集部)

厚生労働省の柔道整復やあはき(あん摩マッサージ指圧、はり・きゅう)の広告規制について議論する「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師及び柔道整復師等の広告に関する検討会」(座長:福島統・東京慈恵会医科大学教育センター長、公益財団法人柔道整復研修試験財団代表理事)の第1回検討会が5月10日に開催された(資料は、厚労省のホームページ)。 柔道整復、あはきに関する社会保障審議会医療保険部会療養費検討専門委員会で、「広告の不正が横行しており適正化を行うべき」との指摘があったことを受けて、検討会が設置された(療養費検討会の議論は『柔整「施術内容の本人確認」を2019年 度中実施に向け検討』などを参照)。厚労省事務局は2018年末までに6回程度の検討会を開催し、2019年に施行、1年程度の周知期間を経て2020年からの取り締まりを強化するスケジュールを示している。 事務局が示した論点は以下の通り。 ・広告に関するガイドライン(GL)の作成について ・広告可能な事項の見直しについて ・無資格類似業者の広告のあり方について 広告可能な事項として大臣告示で認められているのは、柔整では「ほねつぎ(又は接...