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初期研修先選び、「学閥は嫌」「地域枠」「将来の見極め」◆Vol.1

スペシャル企画 2018年6月2日 (土)  司会:橋本佳子(m3.com編集長)、まとめ:大西裕康(m3.com編集部)

第112回医師国家試験(2月10~11日)の受験者数は初めて1万人を超え、合格者数も初めて9000人を超えた。今後の超高齢多死社会の医療を支える担い手である彼、彼女らは、どのようなきっかけで医師の道を志し、将来のキャリアについてはどう描いているのか。m3.com編集部は、医師国試合格発表の直後に医学生5人の協力を得て座談会を開き、医師としての生活を目前にした心境や、将来展望、自身が受けてきた医学教育を踏まえた意見などを語ってもらった(座談会は、2018年3月23日に開催。全5回の連載)。 座談会出席者は、計5人。 司会:本日は、よろしくお願いいたします。まずはお互いの自己紹介を兼ねて、出身大学と4月からの研修先を教えてください。 Aさん(男):私立大学を卒業して、他大学の附属病院で研修させていただきます。 Bさん(男):公立大学卒業で、研修先も同じ大学の病院です。 Cさん(女):私立大学を卒業して、研修は別の私立大学分院です。 Dさん(女):私立大学を卒業して、同じ大学の分院での研修です。 Eさん(女):私立大学卒業で、同じ大学の本院で研修します。 司会:研修先や専攻する診療科は、どの...