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医学生がダビンチ体験、「将来は主流に」

レポート 2018年5月22日 (火)  水谷悠(m3.com編集部)

手術支援ロボット「ダビンチ」を製造販売するインテュイティブサージカル合同会社が5月21日、メディア向けにダビンチの体験会を東京都内のトレーニング施設で開催した。m3.com編集部は、エムスリー株式会社でインターン中の医学部6年生(24歳)を伴って参加。外科志望で、関東の大学に在学中のこの医学生は「これだけ便利なものだと、私が中堅、指導医になる頃には、主流になっているのではないか」と驚きを語った(同社社長や、藤田保健衛生大学医学部総合消化器外科主任教授の宇山一朗氏の講演はAIラボ「手術支援ロボットによる腹腔鏡手術で合併症減少、6月からリアルワールドデータで検証」を参照)。 ダビンチを操作する医学生 医学生はダビンチ体験に先立ち、まず腹腔鏡のトレーニングボックスを体験。練習用の鉗子で輪ゴムをつかんで円錐状のオブジェに載せる作業をうまくこなしたが、「距離感がうまくつかめない。どれくらい手を動かせば対象に届くのかわからず、ぶつかってしまう」。また、関節の機能がないため、鉗子の向きを変えるための手の動作について、「手の向きを無理矢理変える感じ。自由度が低い」と感じた。モニターの画像が平面的である...