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Dr. コトー「日本の医療はつながっている」-対談:瀬戸上健二郎・元手打診療所長◆Vol.1

スペシャル企画 2018年5月27日 (日)  まとめ:高橋直純(m3.com編集部)

メディアでも活躍する12年目の外科医、中山祐次郎氏(福島県郡山市の総合南東北病院外科)が医療界内外の「憧れの人」に会いに行く対談企画「一介の外科医、憧れの人に会いに行く」。第6弾は『Dr.コトー診療所』のモデルとしても知られる瀬戸上健二郎氏(77歳)にご登場いただきました。下甑島(鹿児島県薩摩川内市下甑町)の手打診療所で39年間の所長生活を終えた今も、応援などで医師として活動されています。中山氏とは鹿児島大学医学部の先輩後輩で同じ外科医。40歳の年の差がある中山氏が、外科医の在り方、地域医療の魅力などを尋ねました(2018年4月28日に対談。全5回の連載、瀬戸上氏のインタビューは『「Dr.コトー、離島医療39年」に終止符◆Vol.1』を参照)。 中山祐次郎:私は先生と同じ鹿児島大学医学部を卒業したあと、東京都の都立駒込病院で外科の勉強をしまして、大腸がんの手術ばかりやるという部署に5年ぐらいおりました。所属は福島県郡山市にある総合南東北病院ですが、現在は、臨床研究を学ぶため、京都大学の公衆衛生大学院に勉強に行かせていただいています。今日は京都から参りました。 瀬戸上健二郎:偉いね。若い...