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横倉日医会長、4期目目指し出馬表明、注目は副会長選挙

レポート 2018年6月3日 (日)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本医師会会長の横倉義武氏は6月3日、4期目を目指して都内で選挙対策本部事務所開きを行い、出馬表明をし、役員推薦候補者を発表した。副会長候補は、松本純一氏を新たに起用し、現職の今村聡氏、中川俊男氏という3人、常任理事候補は5人の新人を含む計10人。執行部を刷新する理由について、横倉氏は「世代交代を考えつつ、継続していかなければいけない」と説明、候補者リストも年齢・日医役員のキャリアが若い順に並べて公表した。 横倉氏は、今年3月の日医臨時代議員会で、4期目を目指すと表明していた(『横倉日医会長、4選出馬を表明、代議員会』を参照)。 現時点では、横倉氏以外に会長立候補者はいない。一方、役員推薦候補者から外れた現職の副会長の松原謙二氏と常任理事の今村定臣氏は、いずれも副会長に立候補する予定で、5人が定数3人のポストを争うことになる見通し。前回の2016年の役員選挙では、会長ポストのみが選挙だったのとは対照的だ(『横倉日医会長、大差で当選、3期目始動』を参照)。 選挙対策本部長を務める、横倉氏の地元、福岡県医師会長の松田峻一良氏は、「(役員推薦候補者から)一人の落選者も許されない。大変厳しい選...