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救急車の利用料、医師の考える最多は「5000円」

レポート 2018年6月12日 (火)  大西裕康(m3.com編集部)

総務省消防庁が公表した救急車の出動件数が、2017年実績の速報値で634万2000件と8年連続で過去最多を更新。医療機関への救急搬送は増え続けている中、軽症者が夜間・休日にタクシー代わりで呼ぶ “不要不急”の利用とならないような対策の一つとして救急車は有料化すべきか、m3.comの医師会員に聞いたところ(回答数=「勤務医」2206人、「開業医」706人)、勤務医の76.4%、開業医の67.0%が「はい」と回答し多数を占めた。有料化する際の妥当な金額については自由回答で聞き、最も多かったのは「5000円」だった。100円でも意味があるとの回答や、経費を考慮した「10万円」などもあり、金額には幅が見られた。 Q1:救急車を利用する場合は有料にすべきとお考えですか? 賛成多数となった一方、開業医の22.9%、勤務医の15.5%が「どちらとも言えない」と回答し、「いいえ」と回答した開業医10.1%、勤務医8.0%をそれぞれ上回った。 Q2:仮に有料化する場合、徴収の仕方として考えが最も近い選択肢をお選びください。 「毎回一定の金額を徴収」の回答が勤務医40.1%、開業医39.2%とともに最も高...