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日医会長選「サプライズを!」、塩見氏

レポート 2018年6月14日 (木)  高橋直純(m3.com編集部)

日本医師会会長選挙に立候補した塩見俊次氏(奈良県)は6月14日、選挙戦に当たって全国の日医代議員に送付した文書を公開した。塩見氏は「お金のかからない選挙をすべき」と主張し、郵送やSNSなどを活用して訴えを広めていく考え。 投票権を持つ全国の代議員に送付した「日本医師会会長選挙立候補にあたって」では、冒頭に赤い太字で、「サプライズがあってもいいじゃないか!」と訴えている。「従来より日医の選挙については『お金のかからない選挙をすべき』と主張してきた」とし、選挙対策事務所を開設せず、文書で思いを伝えると説明している。 文書は3項目で構成され、「1.最近の医療情勢について」では、奈良県医師会の役員を務めた過去20年間で、「医療が次第に危機的状況になっている、医療そのものが次第に行政の手に握られつつある」と主張。国が進める地域医療構想、専門医制度、医師偏在対策などの医療政策について、「日医も反対の表明をしている部分もあるが、概ね理解を示している」として、「私たちが将来の医療を担っていく若い人達を、いま守らなくてはならない」と訴えた。 「2.地域別診療報酬について」では、2018年3月に奈良県知事...