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【6/21復旧状況追記】国循で63人転院、142人一時退院、6人転倒で軽傷

レポート 2018年6月19日 (火)  水谷悠(m3.com編集部)

厚生労働省は、6月18日に大阪府北部を震源として発生した地震の6月19日午前6時時点の被害状況を取りまとめて発表した。大阪府内の災害拠点病院は全てライフラインは正常で、診療が可能な状況だが、 国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)では、人工補助心臓使用患者、人工透析患者、妊婦、新生児・小児など63人が周辺の病院に転院、142人は一時退院し、247人が在院で対応している。水漏れがある一部のフロア以外で電気は復旧したものの、ガスは遮断されたまま。水道は復旧したが、高架水槽の破損や水質の濁りがあるため、水質検査の結果が出るまで給水車などにより対応する予定となっている。 JCHO(地域医療機能推進機構)では3府県内にある4病院とも、患者の被害は報告されていない。大和郡山病院(奈良県大和郡山市)で、出勤困難な職員がいるために外来診療に一部影響が出ている。大阪みなと中央病院(大阪市)ではオペ手術室と病棟の間の渡り廊下で天井が一部落下したが、手術は予定通り実施予定。星ヶ丘医療センター(大阪府枚方市)、滋賀病院(大津市)も含め、4病院ともエレベーターが一時停止していたが、復旧した。 国立病院、JCH...