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ミリオネアになりたい!年俸3000万円のオファーも

オピニオン 2018年7月22日 (日)  北原大翔(シカゴ大学 心臓胸部外科心肺移植・機械式循環補助 クリニカルフェロー)

[連載第1回はこちら] 前回に引き続き米国心臓外科医のお金にまつわる話です。 米国心臓外科医の平均年収は5000万円と言いましたが、これはもちろん数年間スタッフとして働いている人たちのもので、新人、いわゆるフェロー(トレイニー)を終えたばかりの人は少し異なります。詳しい相場はわかりませんが、新人スタッフとして雇われる場合、大学病院で1000万〜3000万円、一般病院で3000万〜5000万円くらいの金額提示があるみたいです。もちろん、病院やポジションによって異なるのでしょうけど。 しかしながら、基本フェローの時は皆600万円くらいの年収で働いているので、いずれの選択肢もものすごい給料アップとなるのは間違いありません。そんな僕も昨年ミズーリ州にあるミズーリ大学に面接に行き、スタッフポジションのオファーを奇跡的にもらうという事件がありましたが、その時のミズーリ大学からの提示額は3000万円でした。野球選手かよ、と思わず突っ込んでいました。色々と考え最終的には別にやりたいことなどもあり、そのオファーは断りましたが、自分のした選択に後悔はありません。はい、後悔していません。たぶん、後悔してない...