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余命わずか、「患者の気持ちは揺れ動く」と知ってもらいたい ‐ iACP共同代表らに聞く◆Vol.2

インタビュー 2018年7月21日 (土)  聞き手・まとめ:大西裕康(m3.com編集部)

「ワークショップ休憩の際の茶菓として」(蔵本氏)作った「もしバナ」どら焼き(iACP提供) アドバンス・ケア・プランニング(ACP)をもっと身近に感じてもらいたい――。亀田総合病院(千葉県)で緩和ケアや地域医療、在宅医療に取り組む医師らが立ち上げた一般社団法人「iACP(アイ・エーシーピー)」は、地域住民を対象にしたACPに関するワークショップの開催などを通じて普及・啓発活動を続けてきた。活動を続ける中で、「もっと簡単にACPを考える機会が必要」と考えていたところ、米国Coda Allianceのカードゲーム「GO WISH」と出会い、「もしバナゲーム」の開発に至った(Vol.1『医師が作った「もしバナゲーム」、知っていますか?』を参照)。カードゲームを使って気軽に死を考える重要性などについてiACPの医師3人に聞いた。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 蔵本 浩一 氏 一般社団法人iACP(アイ・エーシーピー)共同代表 亀田総合病院 疼痛・緩和ケア科医長/地域医療連携室 室長 「もしバナゲーム」については、「死を前提に生を考...