日医小玉常任理事「控除対象外消費税、しっかり解決」

日本医師会は6月27日に定例記者会見を開き、23日の第143回臨時代議員会で選出された5人の新任の常任理事が抱負を述べた。最初にあいさつした小玉弘之氏は「税制問題はなかなかすっきりした形で解決できていない。控除対象外消費税は、しっかり解決したい」と話した（選挙結果は『横倉日医会長、4選果たすも、体制に陰り』を参照）。 新役員の担当業務と、新任常任理事（★）の抱負は次の通り。 ◆日医副会長 中川俊男氏：政策 今村聡氏：総務 松原謙二氏：学術 ◆日医常任理事 ★小玉弘之氏：総務、年金・税制、医師国保、男女共同参画、有床診療所、女性医師支援センター 「横倉義武会長がこれまで言っているように、消費税率アップによる増税分は社会保障費に回すべきだという認識で一致している。控除対象外消費税は、超過分は還付という方向性だと認識している」 石川広己氏：医療政策、情報、救急災害医療、日医総研 道永麻里氏：財務、会員福祉、学校保健、国際 羽鳥裕氏：学術・生涯教育（医学会）、倫理、医療廃棄物、公衆衛生・禁煙対策・がん対策 釜萢敏氏：地域医療、医療関係職種、感染症危機管理対策・予防接種 松本吉郎氏：医療保険、国...