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吉村理事長、松原・山下副理事長が交代、日本専門医機構

レポート 2018年6月29日 (金)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本専門医機構の社員総会が6月29日に開催され、25人の理事を全会一致で選任した。現理事長の吉村博邦氏と現副理事長の山下英俊氏が外れ、松原謙二氏は監事に選任されたため、理事長、2人の副理事長のいずれも交代することが決まった。 25人の理事のうち、再任12人、新任13人。監事は新任3人。理事の中から、近く開催される理事会の決議で、理事の中から、理事長と副理事長を選定する。 現執行部が、社員総会後に記者会見。左から、日本専門医機構副理事長の松原謙二氏、理事長の吉村博邦氏、副理事長の山下英俊氏。 吉村氏は、病気療養のため、2017年10月から2018年1月までの計4回の理事会を欠席。2月の理事会から復帰し、6月には理事会後の記者会見にも出席していたが、理事長交代は、体調面への不安が一因にあると見られる(『専攻医の “シーリング”、対象領域含め見直しを検討』を参照)。 吉村博邦氏 吉村理事長は退任にあたって、「おかげさまで4月から新専門医制度がスタートすることができた。最終的には8394人の若い生方が、全国で研修を開始している。こうした仕組みができたことは、日本の医療レベルを維持、発展させる上...