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患者の悩み「医師とコミュニケーション取れない」-一般社団法人「プラスケア」代表理事/川崎市立井田病院・西智弘氏◆Vol.2

スペシャル企画 2018年7月15日 (日)  まとめ:高橋直純(m3.com編集部)

一般社団法人「プラスケア」代表理事/川崎市立井田病院・西智弘氏 緩和ケア医が「非標準治療」に足を踏み入れた訳◆Vol.1 中山祐次郎:西先生が2017年4月に設立された一般社団法人「プラスケア」の活動についてお聞かせください。 西智弘:プラスケアの活動コンセプトは「つながり~枠を超えてゆるくつながる~」、ビジョンとしては10年後の川崎市中原区を中心とした地域が「病気になっても安心して暮らせるまち」になることを目指す」と打ち出しています。具体的には▽「出張型の」暮らしの保健室▽様々なサポートサービス▽まちの活動が薬になる「社会的処方」――を行っています。 中山:なぜこのような活動を始めたのですか。 にし ともひろ 川崎市立井田病院かわさき総合ケアセンター腫瘍内科/緩和ケア内科。2005年北海道大学卒。室蘭日鋼記念病院で家庭医療を中心に初期研修後、川崎市立井田病院で総合内科/緩和ケアを研修。その後2009年から栃木県立がんセンターにて腫瘍内科を研修。2012年から現職。現在、腫瘍内科の業務を中心に、緩和ケアチーム、在宅医療にも関わる。日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 西:腫瘍内科、緩和ケ...