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医薬分業、患者にとっては「デメリット大きい?」◆Vol.1

医師調査 2018年7月16日 (月)  高橋直純(m3.com編集部)

医薬分業率が73.2%(2018年2月) に達するなど、医薬分業はますます進展する一方で、調剤薬局の在り方については厳しいまなざしが向けられ、近年の診療報酬改定でも大型門前薬局を中心に報酬減となる対応も取られている。リフィル処方せん、オンライン服薬指導など、新しい取り組みの導入についても議論が進んでいる。m3.comの医師会員・薬剤師会員に医薬分業についての考えを改めて聞くアンケートを実施した。 Q 「医薬分業」についての考えをお聞きします。患者にとって、医薬分業の推進は? 「患者」にとって「メリットが大きい」「どちらかと言えばメリットが大きい」の合計は、医師では28.5%だったのに対し、薬剤師では44.0%となった。「どちらかと言えばデメリットが大きい」「デメリットが大きい」の合計は医師35.0%、薬剤師23.5%で、薬剤師の方がメリットが大きいと感じていることが見て取れた。 医師属性別 医師の勤務先別に見ると、大学病院医師ではメリットが大きいと感じている割合が高くなる一方で、診療所の医師では少なかった。 薬剤師属性別 薬剤師では薬局勤務の薬剤師がメリットが大きいと感じている割合が高...