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院内調剤「医師から自由になれず、患者不利益」「派遣薬剤師が認めるべき」◆Vol.3-3

医師調査 2018年8月19日 (日)  高橋直純(m3.com編集部)

Q 院内調剤の在り方について、お考えをお聞かせください。 ◆薬剤師 【院内調剤を再評価すべき】 ・技術評価を調剤薬局に揃えてほしい。低すぎる。【民間病院】 ・内服抗がん剤のように検査値や投与量、スケジュールをきちんと確認する必要がある薬剤に関しては、院内処方の方が安心できる。【大学病院】 ・院内で薬をもらって帰れることのメリットは、患者にとって大きい。【民間病院】 ・院内調剤であっても院外調剤であっても、同じ調剤である以上、同じ点数にすれば良い。患者が自由に院内・院外を選択できないことにも問題がある。さらには院外薬局では患者の病名等が分からず、薬から推測して本当に服薬指導ができるのか疑問である。このことからも院内調剤を再検討すべきである。【民間病院】 ・病院薬剤師が少ない現状を打破するためにも、再評価は必要。【民間病院】 ・院内調剤の充実よりも、薬剤師の確保の方が先。【公立病院】 ・患者の希望で院外処方・院内処方を選べる体制が良いのではないかと思う。【公立病院】 ・院外処方推進によって病棟常駐=病棟薬剤師業務実施加算が進んだとも言えるが、病院薬剤師定数を引き上げることが可能であれば、現...