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厚労省業務「ペーパーレス化」へ、若手・中堅職員が提言

レポート 2018年7月31日 (火)  長倉克枝(m3.com編集部)

厚生労働省は7月30日、「ICT利活用推進本部」(本部長:加藤勝信厚生労働大臣)の第2回会合を開いた。若手職員によるチームから同省の業務効率化やICTによる政策立案などの提案を受け、予算要求など具体的に進めていくよう指示を出した(資料は、厚労省のホームページ)。 同会合では、各構成員の机上に資料のデータがはいったタブレット端末が配布された。 同本部は今年2月に設置され、同省の若手・中堅職員21人が4チームに分かれて企業訪問や地方自治体との勉強会、ワークショップなどを開催し、検討を進めてきた。30日の会合では、4チームがそれぞれの検討を基に作り上げた政策案を発表した上で、加藤厚労相と、同本部立ち上げを主導した高木美智代厚生労働副大臣から講評を受けた(『ICTフル活用に向けて若手職員が議論、厚労省がICT推進本部設置』を参照)。 発表は、審議会等の公式会議、国会対応等の厚労省業務の「ペーパーレス化」、地方自治体への通達等の情報共有を円滑にするためのポータルサイトの構築と活用、同省職員にICT専門職の育成や雇用などがあった。このうち地方自治体との情報共有に向けたポータルサイト構築と活用につい...