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開業医32.2%、勤務医40.3%が「プレシジョン・メディスン」賛成

レポート 2018年8月5日 (日)  長倉克枝(m3.com編集部)

患者個人ごとの遺伝子や環境、ライフスタイルなどの違いを考慮した病気の予防や治療を指す、プレシジョン・メディスン(Precision Medicine、精密医療)という言葉が広く使われるようになってきた。例えば、プレシジョン・メディスンの代表領域であるがん治療では、患者のがんの遺伝子のタイプによって薬の効果や副作用を予測する、遺伝子パネル検査が先進医療として認められ、検査システムの薬事承認に向けた動きが進んでいる(『がん個別化医療に向けた遺伝子パネル検査、初の先進医療に』を参照)。 プレシジョン・メディスンについてm3.com医師会員に聞いたところ、約半数が「言葉を聞いたことがない」と回答し、まだ広く認知されているとは言えないということが分かった。一方で、プレシジョン・メディスンの普及について開業医の32.2%、勤務医の40.3%は「賛成だ」とした。 Q1 「プレシジョン・メディスン」を知っていますか? Q2 「プレシジョン・メディスン」が今後普及することは賛成ですか? Q3 「プレシジョン・メディスン」についてご意見がありましたら、ご自由にお書きください。【任意】 【医療費、費用対効果...