70億人を幸せにするため、目の前の5万人を―江角悠太・志摩市民病院院長に聞く◆Vol.4
インタビュー
2018年9月6日 (木)
聞き手・まとめ:高橋直純(m3.com編集部)
――江角先生は東京出身ですが、そもそも、なぜ三重に来たのでしょうか。 一枚のパンフレットがきっかけです。どこに行っても医師にはなれるので、国立という以外はこだわりはなかったのですが、大学入試センター試験が終わって、B判定だった三重大のパンフレットを取り寄せたところ、開いたら海と砂浜が見える風景が写されていました。僕はサーフィンをしているので、ここにいけば毎朝サーフィンをしてから大学に通えるというイメージがわきました。 ――実際にどんな学生生活だったのでしょうか。 大学の前の海は波がなくて、サーフィンができる海ではなかったです(笑)。全学部一緒なので、その恩恵を存分に受けた学生生活を送りました。いろいろな人と交流したくて、3年の時にバーを作りました。継続的に人と人が出会える場所を作ることで、僕も来た人も学べる場所になりました。 医学部は莫大な量の勉強が必要ですが、僕らの時代はテストで結果を出せば良かったです。お店は夕方7時から翌朝5時まで週7日やっていましたが、寝ずに学校に行って、授業中は寝ていました。まあ、留年はしてしまったんですけど。今から思えばもっと勉強しておけば良かったと思います...
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