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院内での調剤業務、医師・薬剤師とも4割が「調剤財源も」◆Vol.4

医師調査 2018年8月25日 (土)  高橋直純(m3.com編集部)

Q 医療機関における調剤業務の評価は診療報酬の「医科財源」だけでなく、「調剤財源」でも行うべきという主張が医療機関側から出ています。お考えをお聞かせください。 医療機関における調剤業務の評価を巡っては、日本医師会幹部などは「医科財源」だけでなく、「調剤財源」でも行うべきであると主張している(『調剤報酬、「医科薬剤師業務への充当を」-日医中川副会長、松本純一常任理事に聞く◆Vol.3』を参照)。 本調査では、医師、薬剤師とも「調剤財源を活用すべき」が約45%と過半数に迫る勢いだった。対照的に「医科財源のみ(現行のまま)」は医師で4.6%に対し、薬剤師では15.7%だった。「どちらとも言えない」「分からない」の合計は医師で50.0%、薬剤師で37.8%となり、そもそもの関心の高低も垣間見えた。 ■医師勤務先別 ■薬剤師勤務先別 薬局薬剤師で「調剤財源も活用すべき」の割合が低い傾向にあった。 Q 院内調剤の在り方について、お考えをお聞かせください。 ■医師 【調剤財源も活用すべき】 ・わざわざ分業せずに、(院内で)調剤もして財源活用した方が良いと思います。【大学病院】 ・調剤薬局の点数が高い...