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「究極の文武両道、目指す」 - 前村叶基・東大鉄門アメフト部主将に聞く◆Vol.1

インタビュー 2018年8月18日 (土)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

「究極の文武両道を目指しませんか」――。 これが、東京大学医学部鉄門アメリカンフットボール部「Scorpions」の新入生の勧誘文句だ。同部は、東大医学部同窓会「鉄門倶楽部」の公認のチーム。東大医学部は1学年100人、男子はその約8割。アメフトは高校生にとって一般的ではないスポーツ。そんな中で、「鉄門アメフト部」はどんなメンバーで構成し、どんな活躍をしているのか……。そんな素朴な疑問を、主将で医学部4年の前村叶基選手にお聞きしました(2018年8月8日にインタビュー。全2回の連載)。 (提供:東大鉄門アメフト部) アメフトは危険だけれど、「頭を使う」スポーツ ――前村君の出身は、灘高等学校ですが、高校時代は「帰宅部」だったとのことです。大学で「アメフトをやろう」と思ったきかっけは? 高校時代は、何もしてなかったのです(笑)。中学生の時に卓球を少しやっていましたが、「運動部」という感じではなかったです。他の部員も、卓球部やテニス部だったり、高校時代にアメフトをやっていた人はいません。 僕自身、「大学に入って、スポーツをやりたい」とは思っていました。アメフトは危険、けれども頭を使う、とても...