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新たなスタート、足病学部で得たさらなる成長

オピニオン 2018年8月26日 (日)  ガジザデ・ラミン(MD/DPM)

第1回:日本の高校生が米国の足病医になるまでの道 第2回:合格なるか、足病学部入学までのいばらの道 前回は、足病学部入学までの経緯をお話ししました。僕ほど遠回りするケースはまれですが、ある程度こちらのシステムがおわかりいただけたのなら幸いです。ここからは、学生生活や足病学部と医学部のカリキュラムの違いなどを僕の経験に基づいてお話しします。 僕の入った北シカゴにあるRosalind Franklin University of Medicine and Science (www.rosalindfranklin.edu)は足病学部だけでなく、医学部、薬学部、Health Professions(他職種)もある医療系の総合大学です。クラスの生徒は大学を卒業してその延長で入った20代前半の人がほとんどでしたが、他国の医学部を中退した人、現役整体師、弁護士など社会人を経験した人も多数いました。学生生活の娯楽としては、学校対抗のバスケットボール大会が毎年あったり、試験後友人同士でのパーティーや飲み会がありました。僕個人としては、学校内にジム、そして卓球台もあったので、よく授業後友達と行っていまし...