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女医が働きやすい環境、自ら求める姿勢も必要

オピニオン 2018年8月31日 (金)  JCHO下関医療センター眼科 能美なな実

JCHO尾身理事長が語る「テーマ3『女性医師』」はコチラ 能美 なな実 Nanami Nomi JCHO下関医療センター 【略歴】福岡県出身。2009年山口大学医学部卒業、下関厚生病院(現JCHO下関医療センター)および山口大学医学部付属病院で卒後臨床研修後、湘南鎌倉総合病院救急総合診療科で後期研修。その後山口大学医学部附属病院眼科を経て、2016年より現職。 【所属学会・取得資格等】日本眼科学会専門医、日本網膜硝子体学会 私が勤務するのは本州の最西端、山口県下関市にあるJCHO下関医療センター(以後、当院)です。病床数214床の中規模病院として機能しています。私の所属する眼科は病床7床、ほとんどが白内障手術と硝子体手術をする患者さんの術後管理のための入院です。他科と異なり入院患者さんは比較的安定しているため、毎日の外来が主な診療内容です。常勤医3人、それに週に3回の非常勤医師が1人で、毎日3つの診察室を使いながら外来診療を行っています。 眼科は検査が非常に多いため、午前中予約の患者さんを全て診察し終わるのは15時くらいです。当院眼科は、受診患者のほとんどが高齢者。中には「自分は健康だ...